ペーパーピーシングとは
ペーパーピーシングとは、トレーシングペーパーやコピー用紙などの薄手の台紙に描いた型紙と生地を重ねて、台紙の上から直接ミシンで縫ってパターンをピーシングする手法です(手縫いの方法もあります)。
※ファウンデーションペーパーピーシングとか、ペーパーファウンデーションピーシング、などの呼びかたもありますが、ここでは、ペーパーピーシングと呼ぶことにします。
※台紙の上から縫わない、フリーザーペーパーを使った方法もあります。
手で縫う従来のピーシングのやり方だと、型紙をピースごとに用意し、布に印をつけて、各ピースを一つずつ繋ぎ合わせるため、パターンを一枚仕上げるのに時間がかかりますが、ペーパーピーシングの方法で縫えば、非常にスピーディーにパターンを仕上げることができます。
ペーパーピーシングのメリット・デメリット
ペーパーピーシングのメリットはスピーディーにパターンを完成させることができるという点です。しかし、デメリットもあります。それは、パターンの数だけ型紙を印刷しなければなならないという点です。その分、型紙を切ったり、縫い終わったあとにちぎったり、ゴミが増える・・・といったことが発生します。
フリーザーペーパー(アイロンで一時的に接着する紙で、アップリケなどによく使用される)を使えば、直接ペーパーを縫わずにピーシングが可能で、しかも、アイロンでひっつく限りは何度も使用できるので、用紙の節約になります。しかし、複雑な模様のパターンを縫う場合にはあまり適していません。
ペーパーピーシングの記事について:
ペーパーピーシングに関しては、主に海外のYouTubeやブログから学ばさせていただきました。各記事の最後には参考にしたサイトを記載したいと思います。