4. ペーパーピーシングのやり方~シンプルなパターンの場合~

今回は、上の画像のような、シンプル(単純)なパターン(10cm角)を縫う方法について説明します。

用意するもの

  • ロータリーカッター&マット
  • 定規(できればCM Designs のAdd-A-Quarter Plusがあれば便利です。こちらの記事にて紹介しています。)
  • トレーシングペーパー
  • はぎれ5種類
  • ミシン

↑用意したハギレ

1.パターンを2枚プリントアウトする

1枚はトレーシングペーパー、もう1枚は普通のコピー用紙にプリントアウトします。(トレーシングペーパーを使う場合は、印刷後、インクをよく乾かしてください。)
※パターンは反転しています。

パターンはこちらから↓ダウンロードできます。

“シンプルなパターン型紙” をダウンロード simple_pattern.pdf – 44 回のダウンロード – 48.62 KB

2.パターンを切り抜きます(2枚とも)。

3. 型紙と生地をピースごとに切る

コピー用紙の型紙をピースごとに切り、用意した生地をピースよりも大きめに切って、生地の上に型紙を載せます。(A3の黄色の生地は少し小さくなってしまいました。できればもう少し横幅を大きめにしたほうがベターです)

4.ピーシングする

(1) トレーシングペーパーのA1の下に生地(裏を上側)にして配置します。

(2) A2の生地をA1の生地の下に配置します。A1とA2が中表になるようにします。

(3) A1とA2の間をミシンで縫います。
※ミシンの縫い目の長さは、標準よりも短めのほうがいいです。2.2か2.0ぐらい。

(4) 縫えたら、裏返して、ピースを開きます。

(5) 縫い代が余りすぎている場合は、ロータリーカッターで余分な布をカットします。

まずトレーシングペーパーの表を前にして、次に縫う線のところで折ります。

Add-A-Quarter Plusの出っ張っているほうを折り目にぴったりくっつけます。Add-A-Quarter Plusがない場合は、定規で型紙から7ミリのところに線を引きます。

ロータリーカッターで余分な布をカットします。

(6) A3の生地をA1,A2と中表になるように配置して、ミシンで縫います。

同じように、残りのピースも縫い合わせます。

右側にあるコロコロオープナーで縫い代をおさえると、アイロンほどではありませんが、手で抑えるよりもしっかりピシッと開きます。

最後のピースを縫います。

5.すべてのピースを縫う~完成

これですべてピースが縫えました。
周囲の余分な布をトリミングします。

やりかたは、8.での手順と同じです。
そして、Add-A-Quarter Plusを当てて、ロータリーカッターでカットします。Add-A-Quarter Plusがない場合は、縫い代を折らずに、縫い代のところで切りそろえます。

トリミングできました。

裏返して、トレーシングペーパーを剥がせば出来上がりです。

5. ペーパーピーシングのやり方~最後に紙を破らずにすむ方法~ に続く

参考サイト:How to do Foundation Paper piecing

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