ペーパーピーシングのパターンをデザインする方法について説明します。
デザインの方法には、手描き、あるいは専用のソフトを使う、または、IllustratorやPhotoshopなどのイラストを描くソフトがあればそれらを使う、といった方法があります。
ここでは、手描きでデザインする方法について説明します。
用意するもの
- 用紙(ルーズリーフなど)
- 鉛筆かシャーペン
- 線が太く描けるペン(フェルトペンなど)
13センチ×15センチのチューリップのパターンをデザインする
(1) 紙に一辺13センチ×15センチの四角を描きます。
(2) デザインしたいイラスト(今回は簡単なチューリップ)を描きます。
(3) ピースに分ける部分を直線で分割していきます(できれば定規を使う)。このとき、はめ込み縫いになる部分ができないように気をつけてください。
どこを分割するかわかりづらい場合は、あらかじめ絵に色鉛筆などで薄く色を塗っておきます。分割しなくてもいい場所がはっきりします。
(4) 分割線が決まったら、その線をフェルトペンなどの太い線が描けるペンで、定規をあてながら引きます。
(5) ピースをつなぎ合わせる順番を、アルファベットと番号の組み合わせで書き込んでいきます。
a1~a6は、順番にピーシングできる、ひとかたまり(グループ)になっています。順番にピーシングができる箇所ごとにアルファベットと番号をつけます。
(6) これでパターンのデザインが完成しました。今回は最後に色をつけてみました。色をつけておくと、どの色の布を用意すればいいか一目瞭然になります。
3-2). パターンをデザインする方法~パソコンソフト編~ に続く
参考サイト:
DESIGNING PAPER-PIECED PATTERNS
How to make a foundation paper piecing pattern(YouTube)