ペーパーピーシングのデザインができる、キルト専用のパソコンソフトもあります。
ここでは、ソフトの紹介だけにとどめ、ソフトの使い方については省略します。
主なソフトは次の2つです。
- Electric Quilt 8
- Quilt Assistant
Electric Quilt 8
Electric Quilt8は、海外製のソフトで、メニューなどのインターフェイスが英語になっています。
日本円で35,000円程度のお値段です。
高価なソフトではありますが、タペストリー全体のデザインや、自分で好みのパターンをデザインしたりできます。
Electric Quilt8の操作画面です。
色や好きな生地をピースごとに配置できるので、縫う前のイメージがつかみやすいです。
また、modaなどのファブリックメーカーから、生地の画像をダウンロードでき、それをElectric Quiltで配置することもできます。
ペーパーピーシングのパターンもデザインできますが、複雑なものを作るのにはあまり向いていません。
Quilt Assistant
ペーパーピーシングやパターンブロックがデザインできるフリーソフトです。
こちらも英語圏のかたが作られたソフトなので、英語版のものしかありません。
ペーパーピーシングをデザインするときは、写真やイラストを読み込ませると、自動的にペーパーピーシング用にピースを分割してくれる機能があります。
もちろん手動でペーパーピーシングのデザインもできます。
ペーパーピーシングに関しては、「Electric Quilt 8」よりも複雑なものを作成できると思います。しかし、線をまっすぐに引くのが難しかったり、エラー部分を修正するのが非常にやっかいな面があるため、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
デザインしたあとは、いずれのソフトも自動的に型紙を番号つきで印刷することができます。
「Quilt Assistant」のダウンロードはこちらからできます。